【教えてマイスター】キュベレイの色、質問に答えます【前編】

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ドーモ、マイスター関田です。
先日、久しぶりにブログをいじったら、塗装と色に関して奥さんから質問を受けたので、
今回はその質問に答えつつキュベレイの塗装で気を付けたことをつらつら書いていこうと思います。

まず、最初の質問

相当グレーに見えるけど…写真撮るとどうして違和感ないの?

に関して、

このHGキュベレイはお店に置いてあるので、実際に見た方は気づいたと思いますが、

確かにかなり仕上がりをグレー或いはシルバー方面に振ってあります。
グレーに振った理由は、以下の通りです。

キュベレイといえば純白のMSという印象ですが、実際にプラモデルを真っ白に塗ってしまうとのっぺりとした印象になり、
立体としての面白味はかなり減衰してしまうように感じます。

また、今回のキュベレイは発注当初から「パール塗装で」というお話があったのですが、
真っ白な下地の上にパールを重ねても驚くほどパールが主張してくれません。

そこで、 立体感を強調するためにグラデーション塗装を採り入れ、
下地にシャドウ色として塗ったグレーの影響によってパーツの輪郭を中心に色調を若干暗くすることでパールの反射が目立つように調整したというわけです。
それでも、白に近いライトグレー辺りでとどめておけばスタジオで強めの照明を当てつつ撮影すれば画像では白く見えるものです。

取り分け今回は、撮影時の照明の色温度が4500kくらいの若干黄色みを帯びた状態だと分かっていたので、
下地を紫がかったグレーバイオレットにすることで照明の黄色みを相殺して真っ白に映りやすくするようにしました。
差し当たり、電撃ホビーウェブの記事に載った写真はカメラマンさんの凄腕もあって狙い通りの状態になったと思います。

グレーっぽく見えても不自然に見えないのは、他の部分のピンク、青、紫の彩度を高くしたことで
本体色が相対的に白く見えているためでしょう。

元々キュベレイを知っている人は特に「キュベレイは白い」という先入観も手伝ってさらに白く見えると思います。
参考までに本多色の過程も載っけておきましょう。

↓まず、下地のグレーバイオレット

↓ハイライトの白を入れた状態
​↓一回目のビスマスパール

↓クリアに白を加えた乳白クリアを重ねた状態

↓もう一度ビスマスパールを薄く吹いて終了

ただグレーバイオレットにグラデーションを入れた状態を下地にしてホワイトパールを重ねてもシルバーにしかならないため、
パール層にさらに乳白クリアを重ねた状態を下地にすることでグラデーションを反映しつつ、あくまでも白く見えるパール反射になるよう組み立ててみました。

長くなりますので、つづきます。

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