エアブラシに関して その3

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ドーモ、年始から色々とやらかし過ぎで
今年一年生き延びることができるのか心配になってきた
マイスター関田です。

さて、エアブラシ選びのお話の続きですが、
今回はその基礎性能を左右するノズル口径に関してお話ししてオチとしたいと思います。

その1でお話したように、ハンドピースの肝となるのは先端のノズルとニードルの精度となります。
そして、そのノズル口径のサイズによってハンドピースの基本性能は変わり使い勝手が大きく変わってきます。

これまでと同様に、「どれを選べば良い」という正解はありませんので、
自分の用途や求める表現に合うものを選んであげましょう。
とは言うもののお店で初めてエアブラシを買われる方にはやはり0.3mm口径のものをオススメしていますので、ここから説明していきます。
あくまで、プラモ製作用途の話なので、他の使い道を考えている方は足し引きして考えて下さい。

0.3mm口径のハンドピースは
「細吹き寄りのオールマイティー」
といったところで、基本的な面吹きから、グラデーションや迷彩塗装など細く細かい吹き付けまで幅広くカバーしてくれます。
しかしながら、極端に大きなパーツ(1/350艦船モデルの船体やガンプラでもPGやメガサイズのシールド等)を塗るときは吹き出し量に不足を感じるかも。ニードル全開はちょっとコントロールしにくいですし。

各社から発売されている商品ラインナップも豊富で、シングル・ダブル・トリガーいずれの操作形態を選ぶことができるのも嬉しいところ。

かく言う私も、メタリックやパール塗装も含めてほぼ全てエアブラシ塗装を0.3mm口径のブラシで行います。

参考までに、0.3mm口径のハンドピースのみでエアブラシ塗装をした私の作品はこんな感じです。

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差し当たり私は、よほど特殊な塗装に手を出さない限り、 0.3mm口径でなんとかなるんじゃないかとは思っています。

0.4mm口径のハンドピースは
「太吹き寄りのオールマイティー」
といった感じて、同じくらいのニードルの引き具合でも0.3mm口径のハンドピースより明らかに塗料の吹き出し量が多くなります。
カーモデルのボディパーツや、戦車モデルの車体等の大きなパーツでも楽に面吹きができますが、それでもスプレーからでる塗料の霧よりもかなり細かな霧が出るのでコントロールも楽です。
一方で細吹きするには、かなりタイトな条件出しを要求されるという印象。特に塗料の濃度、空気圧、パーツとの距離をシビアに調整していけばなんとかなると言ったところでしょうか。
0.4mm口径は国内メーカーではあまり見かけません。クレオスさんのプロコンBOY SQシングルアクションくらいでしょうか。
ドイツ製ハンドピースではスタンダードなサイズらしく、エアテックスさんが輸入しているH&Sのエボリューションシリーズやコラーニ等で標準サイズとなっています。

さらに大きくなって 0.5mm口径のハンドピースは大面積の塗装に特化したサイズで、細吹きには苦手としていますが、サーフェイサーを含む大きな粒子を配合した塗料も難なく吹き付けが可能となります。
1/32の現用飛行機モデル、1/350の艦船、1/10RCカーといった大型モデルやジオラマベースの下地塗装に使えば、確実に時間短縮になりますし、それでいて、スプレーよりも繊細な霧が出てコントロールし易いのは 0.4mm口径と同じ。
シングルアクションのラインナップはほとんど無く、ダブル・トリガー中心になります。

小さくなって、0.2mm口径のブラシにになると、吹き出した粒子が非常に細かくなり、細吹きによる迷彩塗装やグラデーション塗装の際のボカシがキレイに決まりやすくなります。
また、ニードルを多目に引いてもそれなりに細かな霧が出るので、少しずつ薄く重ねていくような面吹きも時間はかかりますが可能と言えば可能です。
ただし、パールやメタリック等で見かける少しでも大きめの粒子になってくると頻繁に詰まるようになり作業効率は極端に低下します。
模型流通ではダブルアクションがほとんどで、シングル・トリガーになると数少ない選択肢しかありません。

とまぁ、
これまた駆け足で解説してきましたが、やはり決め手になるのは作業者本人との相性、と言うのは操作形態と変わりません。
確かにイチバン売れているのは 0.3mm口径ダブルアクションタイプだし、一本目で迷われている方にはオススメもしますが、それが万人向けの「正解」ではないということだけ覚えておいもらえれば大丈夫でしょう。

あとは、練習あるのみ!
吹き付けそのものに関しては、電撃ホビーマガジン2015年4月号~7月号の連載「マイスター関田の実験プラモLABO」で書かせてもらいましたので、興味のある方はバックナンバーを引っ張り出していただければと思います。

皆さんのエアブラシ塗装ライフが良きものであります様に!

分からないことは近くのプラモ屋に聞いてみましょう。
この記事とはまた違った良いお話が聞けるかもしれません。

では、また。

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