ヤスリの番手とツヤ消し、半光沢、光沢

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ドーモ、昨日41歳になった、
なってしまった、マイスター関田です。

流石にもう誕生日が来たからといって
何かある訳じゃないんですが、
気持ちを切り替えるにはいいタイミングなので
久しぶりに何か書いてみようと思います。

最近、模型ファクトリーでは、
How to 系のサンプルに力を入れていまして、
ツイッターでもご紹介しているのですが、
その補足と言いますか、文字制限で書ききれなかったことを少しだけ。

とりあえず、「何故?!」と思うほど反響があったコチラからいきましょうか。

image

趣旨としては紙ヤスリの削りキズは
ツヤ消し、半光沢、光沢の仕上がりで
どれくらい残るのかというものでして
店舗では
「ヤスリは何番までかければいいんですか?」
という質問をいただくことが多く、
その説明をする際の参考にと作りました。

ここで、さらに質問が、
Q「ツヤ消しだとキズが見えにくくなるのは何故?」
なるほど、
これに関してはこうです
まず、ツヤ消し見えるというのは、
塗装の表面に微細な凹凸があり光が乱反射している状態なんですね。これが前提です。
一方、塗料には樹脂成分が含まれているので、塗っただけである程度キズは埋めてくれる効果があります。ここで、光沢仕上げだと埋めきれなったキズが反射のブランクになり目立ってしまうのですが、ツヤ消しの表面は微細な凹凸で覆われているため
埋まりきらなかったキズによる反射のブランクと、微細な凹凸の乱反射が同じくらいになると、眼がキズをキズとして認識しにくくなるんですね。
で、その同じくらいになる番手が、おそらく600~800番位なんだと思われます。
もちろん、ヤスリのかけ方で表面状態は変わっていきますし、感じ方には個人差がありますが。

ちなみに、私の場合は
ツヤ消し仕上げ(無改造、大判デカール無し)なら800番まで。
光沢、メタリック、パール仕上げなら1000番までプラス精神安定剤として1500番まで。
となります。
光沢~の1500番は完全に塗装に入る前の儀式です。恐らくなんですがほとんど意味ないです。
私が1500番をかけるのは、全てのパーツの工作が終わって、塗装前の最後の確認も含まれているので、かけている間に塗装の段取り(塗る色の順番、マスキングのタイミング等々)を確認したり、完成までの時間を読んだりする目的もあります。

もし、最終番手で迷ったときは、
「作品をどうしたいのか」
で決めてみるのもいいかもしれません。

どういうことかというと、
例えば、塗装した作品を写真に撮ると
細かなキズは潰れて見えなくなってしまうので
これを利用して、極端な話ですが
ネット上にアップするだけの時や、
写真審査のコンテストのときは
400~600番で終了してしまう(ツヤ消し限定)。
といった感じです。
試みに400番までのサンプルを
接写(レンズとの距離15mm)で撮ってみましたが、

image

ここまで分からなくなるのか
と感心するくらいです。

逆に、光沢仕上げや、メタリック、パール仕上げで、
直接肉眼で見て満足したい場合には
きっちりと、1000番以上の表面状態に持っていく。
というのがオススメなんですが、
この辺りは塗装方法によっても変わってくるので、色々な条件で試してみて
自分の基準を作るしかないかなといったところでしょうか。

「作品をどうしたいのか」
に関しては、機会を見てもうちょっと掘り下げましょうか。

では、また。

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